昨日、NPBですごい記録が達成されたのが話題になった。
その選手は高校生から何かと話題が多かった。
その選手というより、指導者が話題に出ていた。
「故障を防ぐために判断して、投げさせませんでした」と言う話から
賛否両論の意見が出た
「絶対投げさせるべきだった」と言う意見だと
「監督の決断を支持します」と言う意見もあり、
人それぞれの「選手の育て方」で意見が分かれた。
意見が分かれたのは、年代によっての意識の違いだったのだと思う。
野球というスポーツは、日本に伝わって100年以上の歴史があるスポーツで
その中で進化しながら続いている
現代の野球では、球数制限などが出てきていて選手をケガから守るために考えることが増えてきていると感じます。
僕はこれに関しては、、、、
とても良いことだと思っています!!!
だが、この考えを真っ向から否定する人も多くいます。
ではなぜ、否定が入るのかを考えると
一番に考えれるのは、、、
「根性論」
が根付いている人が否定するのではないかと思います。
根性論とは
“根性があれば、どんな問題でも解決できる・またはどんな目標にも到達できるとする考え方(不屈の精神)であり、精神論・精神主義の一つ。” ※Wikipediaより参照
僕は別に「根性論」を完全に否定しているわけではないです。
ですが、行き過ぎた根性論は選手を壊すと思っています。
一番思うのは、僕より何十年も上の世代の方で「水分補給がダメ」と言われていた世代の方に言われたことが、意味がわからなかった。
「今の子は体が弱い、甘えている。だから試合に勝てないんや」
「わしらはもっと練習をしていた」
「もっと投げろ!球数が少ない!」 …など
わかることもあるし、わからないこともある。
僕らの年代は「ゆとり世代」と言われていたので特に言われていた
「ゆとり世代だから、、、」
意味もなく言われ続けていた。
これは根性論ではなく、一種のパワハラですよね〜
根性論のメリットを言うと、、、
・努力する力
・忍耐力UP
この二つはスポーツで必要なスキルではあります。
ですが、これで体の能力が上がるわけではありません。
少年野球の指導をたくさん見てきて思ったのが、まだまだ指導者の根性論での指導が多いと言うことです。
だから、野球人口が減っていると感じます。
根性論で考えたらいけないと思うのが
「選手を育て方」
だから、今回のNPBのすごい記録が達成できたことに繋がったと思う。
どんなにすごい選手でもケガをすれば、選手生命は短くなるし、体の能力は落ちます。
僕もケガばかりしていて、ここぞの試合で体が動かないことも数多くありました。
だから、指導者のケガのリスクを考えることや体づくりの知識の勉強が必要だと思う。
体づくりには、、、
①成長に合わせたトレーニング方法
②体を作る栄養摂取の知識
③怪我をしたときのケア方法
④体の柔軟性を上げる
などの知識を持つことが大切だと思う。
①〜④全部やっていますと思う方もいると思いますが、もう一度考えてほしい。
「本当にできている?」
例えば、②の栄養の知識はプロテインに頼っていませんか?
一番大切なのは、基本の食事です。
基本の5大栄養素が摂れていないのに、プラスでプロテインで体を大きくすることができてもケガしやすい体になり、せっかくの栄養が台無しになることがある。
まずは基本の食事で何を食べている、何が足りないを考えよう!
いろいろと指導者は大変だと思う。
だが、それだけの責任があるものだと思う。
だから、僕も今は健康管理士の資格を取り、基本の健康知識を勉強し、子どもに対して伝えれるようにしました。
僕も指導者として、まずは選手のケガや体づくりをもっと勉強していきたい。
今現在、アメリカでも日本でも体のケアの重要性が言われていくようになっていると思うが、まだまだ根付いていない。
体のケアの重要性が早く広がり、指導者のレベルが全体的に上がるようになっていきたい。
僕も含めてではありますが、常に学び選手の将来を考えた指導をしていきたいですね!
最後に
「体づくり・ケガの予防のため体の勉強が大切!!!」
「選手を守るのは指導者、指導者の判断で選手が救われる!!!」
今日はここまで、ありがとうございましたっ!